実質的な西武初の4ドア車として(国鉄モハ63形電車の払い下げを除く)
1977(昭和52)年、新宿線にデビューした2000系。

西武最大勢力となって長く活躍してきた同系も、同社から3ドア車がほぼ撤退し
新系列車両も多数加わってきてそろそろ・・・などと思っているうちに
案の定?初期編成から廃車が始まっているようです。

初期車のスタイルは、低運転台の国鉄クハ153のような表情(西武初の前面扉装着でもあります)に
国電101系や初期の103系のような、Rのついた2段窓(”田窓”?)のスタイルが
どこか懐かしさをも感じさせるような雰囲気が漂います。

過日西武線へちょこっと訪問したのは、こちらの車両の方が主目的だったのですが
萩山駅でその初期スタイルの”旧2000系”と、1988(昭和63)年以降に製造された
”新2000系”の混成10両編成の、拝島発西武新宿行き急行列車に遭遇できました。

前6両が旧2000系 この編成は幕表示
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旧2000系は窓に加え、グロベン装備にどこか”国電”風スタイルに映ります
後ろ4両、新2000系は下降式窓
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”ブラックフェイス”?の新2000系
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※まだ”新鋭”だった頃の、2000系掲載の拙記事(2010.8.27)
1982年所沢駅にて 新宿線の個性ある?電車たち