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2006年10月、上野から仙台へ常磐線普通列車を乗り継いで6時間あまり
間もなく日も暮れようとする頃、暫し停車した新地駅。

常磐線・福島県内最北の駅、いよいよ旅も終盤へ・・・というところでした。
この時初めて知った「新地」、大阪のネオン街を想像してしまい(正式には北新地、ですが)
東北らしからぬ地名だな、と思ったものです。

殆ど客が乗っていなかった、455系の車内よりホームへ降りてみます
常磐線を、ここまで来たのか・・・とにかく静寂が支配していた印象。
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後続の特急「スーパーひたち」が、矢のように現れ、去って行きました。
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再び、静寂が戻った構内・・・小さな駅舎に長いホーム、古きよき時代の典型的な光景でしょうか。
後年造られたと思われる、無機質な跨線橋が却って印象に残ったように思います。
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陽が没する頃、この駅を後にする時でもありました。
デッキより、最後の1枚を撮りました。
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・・・翌春、455系は静かに退き

この駅と周りの光景が一変してしまったのは、それから4年後のことでした