鉄道記録・上海/蘇州 : moon express

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上海の空の玄関、浦東（プードン）空港から市内へ向かう際、
リニアモーターカーを利用しました。
前回記事で世界最初と書きましたが、過去にイギリスやドイツで一時的ながら
商業利用があったようです。現状で高速走行を伴う商業運転は世界初と言って良いようですが。
このリニアはドイツのTransrapidという名称の技術・システムの供与を受けて
運用されています（一昨年、ドイツでは大事故がありましたが、、、）。
恐らく中国の「国威発揚」的意味合いもあって導入したと思わせます。

浦東空港から、上海市内の入り口にあたる龍陽路駅まで約30kmを7分、
正直楽しんでいる暇はありません（苦笑）山梨リニア実験線もこのような感じなのでしょうか。
改札でX線保安検査を受け、列車到着に合わせてホームへ誘導です。
駅を出て、1分半後で300km/hに達し、その後は最高速へ・・・・
公式には430km/hと言われていますが、車内の案内表示をみたら1km/hオーバー
しています（苦笑）しかも、振動が大きい。高速走行中は写真を撮るのもなかなか
難しいものがありました。
最高速も束の間、減速に入りますがかなり遅くなったなと思っても
実際は300km/h前後をまだウロウロしていました、速度感覚は
恐ろしい物です（苦笑）
遠くに浦東地区の工業地帯や倉庫街を望みつつ、並走する高速道路の車列が
まるで止まっているような錯覚を覚えます。
尚、朝と夕方以降は最高速度300km/hに抑えられているとの事です。

無人運転ではなく、保安要員かとは思いますが女性掛員が
運転台に座って操作しているようです。
女性掛員と言えば、出発到着の際にドア横に制服を着た掛員が
待機していました（決して頭は下げてませんが）。

普通席車4両と貴賓席と称するグリーン車相当の車両が1両の5両編成。
普通席に落ち着きましたが集団見合い式の3人掛席が並び、私が乗り込んだときには
もう進行方向は埋まっていたので、逆向き席に座りましたがどんどん後ろに
流れて逆に迫力あったかも（笑

運賃は普通席で50元ですが、フライト搭乗券を見せると40元（＝約600円）に
割引されます。エアポートバスは市内までで20元前後で約1時間との事なので
文字通りお金を時間で買う？
しかし地下鉄の初乗りが3元で、街の麺屋で安い麺類すすっても5元くらいの
感覚では、やはりこの料金は当たり前とは思うものの相対的には割高、と
言っていいのでしょう。
しかも、リニアは前述の通り市街の入り口までしか来ていないので、結局
ここで軌道交通（地下鉄）2号線に乗り換える必要があり、場所によっては
決して速い乗り物とは言えないのかも知れません。私もホテルまで辿り着くのに
もう1回乗換を要しましたので・・・。
距離が違うので正確な比較、例えではないですが成田空港で言えば
京成高砂駅か青砥駅までしかリニアが来ていないような、そのような感覚です。

乗換の龍陽路駅は新興住宅、商業地と言った趣きでした。「素の」今の上海に
いきなり触れることができそうな雰囲気でした。

このリニア、将来的には市内からもう一つの空港である虹橋空港まで
延ばし、さらには他の都市とも結ぶという壮大な？計画もあるそうですが、、
オリンピックや万博が終った頃には中国バブルも大崩壊して
絵に描いた餅に終るような、というかこのリニア自体維持できるのかと
つい意地の悪いことを考えたくなるのも事実です；；

［桐柤駅到着後　
　ここでは写っていませんが、日本人客が入れ替わりで記念写真撮っていました；；
∪萋車両を後ろから。ドイツICE-3にも通じるスタイルか？
　ドア横の△琉嫐は不明ですが、2編成あるそうなので編成番号かも知れません
Ｎ桐柤駅ホームにて　SMTはShanghai Maglev Trainの略（中国名は上海磁浮列車）
ど當娘嵶昭崙癲８従?陵?兌圓蓮団体客と日本人がメイン？？
ゥ侫薀ぅ鵐阿？？「最高速度達成（！）」の瞬間

　2007-12-22　撮影

リニア公式　http://www.smtdc.com/

タグ：: 鉄道、列車

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「和諧号D419次」

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